中古デリカD:5は個人売買が狙い目!購入時の注意点や人気カラーを調査【2023年版】

世界唯一のオールラウンダーミニバン「デリカD:5」の魅力とは?

引用元:三菱公式サイト

D:5は三菱が2007年から販売しているSUV・ミニバンです。

デリカシリーズとして販売されているモデルは多数ありますが、唯一三菱が自社で生産しているデリカD:5です。

大きなカテゴリーとしては日本国内ではミニバンとして扱われていますが、三菱は「世界唯一のオールラウンダーミニバン」を基本理念に掲げ、SUVの特性も与えています。

実際、D:5のプラットフォームはアウトランダーやRVR、エクリプスクロスといったSUVと同じものが採用されました。

そもそも、東京モーターショーに参考出展された際のプラットフォームが当時のアウトランダーやギャランフォルティスと同じものであることからも、三菱としても「ありきたりなミニバン」ではなく、ミニバン以上のキャラクターを持つモデルにしたかったことが伺えます。

2007年1月31日に販売された市販モデルでは、三菱のルーツとも言うべき航空機の設計がベースにあり、自動車アセスメントの衝突安全性能試験総合表かでは最高となる6スターを獲得。

ミニバンではありますが、従来のミニバンよりも乗車位置を低くしたことで横揺れを軽減し、走り心地の良さを獲得。

そんなデリカD:5ですが、既に登場から15年以上が経過しているものの、フルモデルチェンジが一度もありません。

マイナーチェンジは登場以降、2012年まで毎年のように行われていました。その後は久しく行われていませんでしたが2019年2月に大幅なマイナーチェンジが行われました。このマイナーチェンジは事実上のフルモデルチェンジなのではとの声もあるほど。

その後も継続して販売されているなど、三菱にとって歴史のあるモデルとなっています。

冒頭でもお伝えした通り、他のデリカが他社からのOEMとなったことを踏まると、三菱としてもデリカD:5に対して強い愛着があるモデルであることが伺えます。

フルモデルチェンジを行わず、マイナーチェンジを繰り返す手法は日本の自動車では他に類を見ません。

三菱としても、他の自動車とは一線を画すためのブランディングとして、フルモデルチェンジではなくあえてマイナーチェンジを繰り返しているのではないかとの指摘もあれば、初代モデルの完成度が高かったことから、マイナーチェンジで十分に対応できているといった声もあります。

デリカD:5は2WDと4WDから選べる

引用元:三菱公式サイト

D:5には2WDと4WDがラインナップされています。

一般的に、2WDの方が燃費が良く、4WDの方がパワフルと言われています。

ミニバンの場合、走りの楽しさよりも多くの人間を移動する積載性が重視されており、かつファミリー世帯となると経済性も重視することから、2WDの需要が高いです。

一方で、積雪地域に関しては2WDでは駆動できなくなるケースが想定されます。積雪時は、二輪しか駆動しない場合、安定走行が難しいです。

特に上り坂を進むことができなくなることも。その点4WDは4つのタイヤを回転させることで車を押し出します。積雪はもちろんですが、アウトドアシーンでも活躍が期待されるとあって一定の需要があります。

都心部のみでの活用であれば2WDでも全く問題ありませんが、アウトドアシーンでの活用を想定している場合には4WDも選択肢に入れた方が良いでしょう。また、積雪地域であれば4WDが無難です。

デリカD:5の標準装備

D:5では下記が標準装備となっています。

フロントグリル(高輝度シルバー)
スキッドプレート(フロント/リヤ)
フォグランプべゼル(ラウンドタイプ、シルバー)
マルチLEDヘッドライト(ハイ/ロービーム、光軸自動調整機構付)
LEDポジションランプ
LEDフォグランプ
アウタードアハンドル
ターンランプ付電動格納式リモコンドアミラー
ハイコントラストメーター(常時照明点灯タイプ、照度調整機能付)
マルチインフォメーションディスプレイ
パドルシフト
本革巻ステアリングホイール(シルバー加飾)
本革巻シフトレバー(シルバー加飾)
左右独立温度コントロール式フルオートエアコン(クリーンエアフィルター付)
LED間接照明(インパネダウンライト/フロアコンソール)
インパネ&ドアトリムアクセントパネル(サバ杢)
インナードアハンドル(フロント、メッキ)
オーディオ非装着(10.1型スペース)+6スピーカー
アクティブスタビリティコントロール[ASC]
ABS(EBD付)
e-Assist
運転席&助手席SRSエアバッグ
SRSカーテンエアバッグ、運転席SRSニーエアバッグ
ヒルスタートアシスト[HSA]
エマージェンシーストップシグナルシステム[ESS]
デュアルピニオン電動パワーステアリング
電動パーキングブレーキ/ブレーキオートホールド
車速感応オートドアロック(衝撃感知ドアロック解除システム付)
助手席側ワンタッチ電動スライドドア(クローズ&ロック機構、電動開閉機構、セーフティ機構)
スライドドアイージークローザー(運転席・助手席)
パワーウインドウ(フロントドア/スライドドア、セーフティ機構付ワンタッチ式、オートアップ機能付(運転席スイッチのみ))
オートライトコントロール
雨滴感応オートワイパー

デリカD:5のグレード1.M-Limited package

デリカD:5のグレード1.M-Limited packageには、ベーシックグレードをベースに本革巻ステアリング・ホイールとシフトレバー。

木目調パネルを採用したインパネセンター、アッパーグローブボックス、フロアコンソールリッド、パワーウインドウスイッチ。

さらには5本スポークタイプのアルミホイールとクルーズコントロールが装備されています。

デリカD:5のグレード2.G-Limited package

デリカD:5のグレードG-Limited packageには、両側の電動スライドドアやアクセサリーソケットが設定されています。

デリカd5の認定中古車とは?

D:5を販売している三菱だけではなく、多くの自動車メーカーでは「認定中古車」と呼ばれる制度にて中古車を取り扱っています。

認定中古車とは、ディーラーとして品質を認定することで、購入者に安心感を与える狙いがあります。

かつて中古車といえば、価格は安いものの状態が不明瞭でした。購入したもののすぐに走れなくなってしまうケースが珍しい話ではありませんでした。

悪徳業者も多かったことから被害者も多く、中古車市場そのものへの不信感につながってしまいました。

しかし法整備が進んだり、ディーラー側が認定中古車制度を設けるなどして中古車への安心感が高まります。

社会的信頼感のある自動車ディーラーが「この中古車は安心」とのお墨付きを与えたものです。

ただし、認定中古車は一般的な中古車と比較すると高額です。そのため、品質を重視する方には素晴らしい制度ですが、安さを求める方にとっては、ややニーズからずれてしまいます。

デリカD:5の中古車を購入する際の注意点

引用元:三菱公式サイト

D:5を中古車として購入する場合、年式までチェックしましょう。

先程お伝えしたように、D:5はこれまで一度もフルモデルチェンジが行われていません。そのため、中古車を探す際、他の車種のように「モデル」で探すことができません。

例えば中古車アプリで中古車を探す際、他のモデルであれば「2代目プリウス」「3代目フィット」など、何代目なのかを選ぶことである程度絞ることができます。

しかしD:5はフルモデルチェンジが行われていないことから、モデルで選ぶことができません。そのため、年式によって異なる装備を把握しておく必要があります。

さらにポイントとなるのが数字では分からない「状態」です。例えばタイヤ。「凸凹は8分程です」といった記載・説明があったとします。

凸凹の状態だけを見れば「良い状態」ですが、タイヤの年式が古い場合、凸凹のある表面ではなく、側面からタイヤが破裂する恐れがあります。

年式や走行距離など数字で分かる部分ではありますが、しっかり整備されていた車なのか、あるいは車検時程度しかメンテナンスを行っていない車なのかで状態は大きく異なるのが中古車。

中古車の状態は一台一台異なるので、少しでも不明瞭な点がある場合、納得がいくまで尋ねるなどして中古車の状態を把握し、納得してから購入しましょう。

特に個人売買の場合、ノークレーム・ノーリターンで販売している方が多いので、購入後に「聞いていた状態と違う」「おかしい」と気付いても、返品に応じてもらえません。

デリカD:5の中古相場

D:5の中古車相場は、比較的安めを推移しています。

50万円はおろか30万円を切るものもあります。D:5は決して悪い車ではありませんが、三菱そのものがリセールバリューが弱い傾向にあります

裏を返せば、質の良い中古車をお得にゲットできるチャンスがあるモデルです。

デリカD:5の中古価格が値上がりしている?

引用元:三菱公式サイト

D:5に限った話ではありませんが、近年中古車市場における中古車価格が値上がり傾向にあります。

この背景には、いくつかの問題が複雑に絡み合っている点が挙げられます。

まずは半導体不足。徐々に解消傾向にありますが、それでもまだまだ世界的に半導体は不足傾向です。

半導体は自動車だけではなく、スマートフォンやPCといった電子機器に用いられているものですが、近年はIoT化により、家電等でも半導体が求められています。

世界的に需要が拡大する中でのコロナ禍により、半導体の供給が需要に追い付かず、自動車メーカーも半導体の確保に苦慮することで新車の製造に影響が出ています。

結果、すぐにでも車を欲しい人は中古車を求めるようになり、結果として世界中で中古車の需要が高まりました。

さらには円安は落ち着きを見せつつありますが、それでもまだまだ円安傾向にあります。

その結果、世界から日本の中古車がターゲットにされています。

例えば1ドル110円であれば、100万円の中古車を購入するためには約9万ドル必要でした。

しかし1ドル140円となれば、約7万ドルで購入可能です。

円安によって、海外の人間にとって日本の中古車が「値下げ」された状態となったことで、海外からの需要が高まりました。

中古車を販売する側としても、より高く売れる方に売るのは当然です。このような事情から、中古車相場が高くなっています。

デリカD:5の狙い目モデル

デリカD:5の狙い目は、走行距離の短いモデルです。

フルモデルチェンジされていないことから、基本的なスペックは変わりません。

もちろん先進装備は異なりますが、自動車の基本的な部分は変わりませんので、走行距離の短いモデルを選んだ方が、長く乗り続けることができます。

デリカD:5の人気カラー

引用元:三菱公式サイト

デリカD:5の人気カラーは他のモデル同様、ホワイト系とブラック系です。

特に比較的新しいモデルはフロントグリルに迫力があることから、ブラック系と組み合わさることで猛々しさが増すことで人気を集めています。

デリカD:5の燃費

デリカD:5の燃費は、すべてのグレードにおいて12.6km/Lです。

昨今の低燃費ハイブリッドカーと比較すると見劣りする数字ではありますが、D:5はディーゼル車となりますので、レギュラーガソリンの車より経済性が高いです。

デリカD:5の自動車税はいくら?

デリカD:5は排気量2267ccの車なので、自動車税は年間45,000円となっています。

デリカD:5を安く手に入れたいなら個人売買専用アプリfabiがおすすめ

デリカD:5を安く購入したい方におすすめなのが、中古車個人売買専用アプリの「fabi(ファビ)」です。

多くの品目を取り扱っている個人売買アプリ・サービスと比較すると、自動車を探しやすい点が特徴です。さらに、fabiにはAIが搭載されており、過去の取引履歴から適正価格を算出します。

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また、料金は直接授受ではなく、fabi独自のウォレット機能を経由することから、「お金を払ったのに車が届かない」「車を渡したのにお金が支払われない」といった、個人売買でよくあるトラブルを回避できます。

個人売買の使い勝手の良さに加え、システムによって安心をもたらしたfabiは、デリカD:5はもちろんですが、中古車をリーズナブルに安心して購入したい人におすすめのサービスです。

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