三重県の車事情
令和2年3月31日のデータによると、三重県内における1世帯当たりの自家用車保有台数は1.45台。つまり、1世帯に1台以上車を保有していることになります。
三重県は基本的に鉄道より自動車の利用者が多いエリアです。そのため、ほぼ全域において自動車社会が形成されていると考えてよいでしょう。
三重県は関西・東海いずれからもアクセスしやすく、カーマニアにとっての聖地ともいうべき「鈴鹿」のサーキットコースがあります。
観光地に車で訪れる人も多いことから、駅前よりも高速道路のICに連絡する幹線道路や国道沿いにお店が並んでいるエリアも少なくありません。
上記の点から、三重県は全国的に見ても自動車の需要が高いエリアと言えるでしょう。
そんな三重県では中古車の売買も盛んに行われており、いい車を少しでも安く買いたいと考える人も多いようです。
三重県で中古車を安く手に入れるコツ1.年式の古い車を選ぶ
年式の古い車は、価格が安く設定されています。
たとえ良い状態ではあっても年式が古い＝「劣化している」「機能性が劣る」というイメージから敬遠する人が多いのですが、年式が古くても走行距離がそこまで長くなく状態の良い中古車であればお得な価格で入手できます。
ただしあまりにも古い中古車の場合、故障時代替パーツが見つかりません。故障＝廃車になりかねませんので、故障した際に修理で直せるのかも確認しておきましょう。
三重県で中古車を安く手に入れるコツ2.在庫が豊富な車を選ぶ
中古車市場における相場価格は、需要と供給のバランスで決まります。
需要が高い車であれば相場価格は高まりますし、供給が多い車であれば相場価格は低下するので、供給が多い＝在庫の多い車は安く購入しやすいと言えるでしょう。
中古車を保持するだけでも維持費や場所代がかかりますし、そもそも車を置いていく場所にも限りがあります。そのため、在庫が豊富な車は多少価格を抑えてでも安く販売されていることが多いので狙い目です。
三重県で中古車を安く手に入れるコツ3.人気色を避ける
先述したように、中古車の相場価格は需要と供給のバランスで決まります。
新車でも人気の白・黒といった人気のカラーリングは中古車市場でも人気なので、価格が高くなりがちです。そのため、白・黒といった人気のカラー以外の車は安く設定される傾向にあります。
好みの色ではないとしても、安いのであれば購買意欲も高まるのではないでしょうか。
そもそも運転している時には自分でカラーリングは確認できません。「安い中古車を購入するため」だと割り切って、好みではないカラーリングの中古車を狙うのも一つの手です。
三重県で中古車を安く手に入れるコツ4.安く買える時期を狙う
中古車市場では、決算前に買取に力を入れている4月〜5月が最も在庫が多い時期。
年度末は、年度頭からの新生活に備えて車を手放す人が多いことから買取に力を入れるため、4月から5月にかけては供給量が増える傾向にあり、中古車価格が安くなりやすいのです。
そもそも、新生活に向けて車を欲する人は4月から乗れるよう購入しているケースがほとんどなので、4月に入ってから新生活のために車を用意する人は稀です。
つまり、需要そのものも一段落する時期となっていますので、中古車相場が低くなりやすいタイミングだと言えるでしょう。
この時期に中古車を狙うことで、他の時期よりもお得に入手できる可能性が高まります。
三重県で中古車を安く手に入れるコツ5.走行距離が長い車を選ぶ
走行距離は車の劣化と比例しているので、走行距離が長い中古車は基本的に安価となっています。
ただし、それまでのカーライフ次第である点には注意が必要です。
走行距離が長いものの、しっかりとメンテナンスされている車であれば問題ないのですが、車検の時だけしか自動車の手入れをしない持ち主だった場合、目に見えない部分で劣化していたり、気付いていない部分が故障している可能性があります。
そのため、走行距離が長い車を購入する時にはそれまでの整備・点検記録も確認しておきましょう。それらが用意されていない中古車は敬遠した方が無難です。
三重県で激安の中古車を探しているなら個人売買がおすすめ
安い中古車を探しているのであれば、中古車販売店ではなくジモティーやオークション、専用アプリなどで取引を行う個人売買がおすすめです。
個人売買は中古車販売店とは異なり、売るために仕入れているのではなくそれまで使用していた車を売却するケースが一般的です。
利益を狙うのではなく、手放すことを目的にしている出品者や、買取店に依頼したものの、走行距離が長かったり年式が古かったりで買取を断られたことから個人売買に出品されるケースもあります。
中間マージンも発生しませんので、中古車販売店よりも格安で入手できます。
ただし、出品されている中古車の状態は多種多様です。大切に乗られ、かつ定期的に整備・メンテナンスも行われていた車もあれば、それらが一切行われておらず、出品者自身でさえ状態を把握できていないものもありますので、必ず購入前に状態を確認しておきましょう。
三重県内で中古車を個人売買する際の注意点【買う側】
中古車を安く購入したいので個人売買がおすすめですが、気を付けるべきポイントがあります。
安さだけで判断するのではなく、以下の点も重要です。
- 状態をよく確認する
- 車検時期を確認する
- 修復歴のある車や水没車は避ける
状態をよく確認する
先程も少し触れましたが、中古車の状態はそれぞれ異なります。
新車であればすべてが新しいですし、中古車であれば販売店が設けている一定の基準は満たしていると解釈できます。
しかし、個人売買には”販売できる一定の基準”などが設けられていません。
出品者が「売りたい」と思えばすぐにでも出品できるため、必ずしも状態がいい十分に走れる車だけが出品されているわけではないのです。
走行距離や年式だけでは分からないことも多々あるので、ジモティーのように近場での個人売買であれば実際に現物を確認するのもいいでしょう。
購入後に「聞いていない」「知らない」「見ていない」といったことにならないよう、気になる部分は購入前に確認しておきましょう。
車検時期を確認する
車検は公道で自動車を走らせるために絶対に受けなければならないものです。
新車購入時であれば購入・納車日から3年後、以降は2年に1度が車検の期間となっています。
残り車検が長ければ長い程、車検の手間・出費が遠くなりますが、車検まで日が浅い場合、すぐに車検による出費を強いられることになるので気を付けましょう。
また、車検が切れている場合は公道を走ることができませんので、引き取るためには自らの運転ではなく陸送となります。
陸送の費用、さらにはその後の車検とより費用がかかりますので、残りの車検期間も必ず確認しておきましょう。
修復歴のある車や水没車は避ける
修理歴・水没歴のある中古車は、状態が不明瞭なので個人売買では控えた方が無難です。
修理は誰が行ったのか、その後のカーライフに支障は出ていないのかといった不安もあれば、水没の場合、バッテリーにダメージを負っていることが予想できますので、急に車が動かなくなる可能性もあります。
新車ディーラーや中古車販売店であれば保証内であれば修理に応じてくれますが、個人売買では保証はありません。
取引はすべて自己責任となりますので、不安な人は修復歴のある車や水没車の購入を避けましょう。
三重県内で中古車を個人売買する際の注意点【売る側】
個人売買の出品者側・売る側もまた、いくつか気を付ける点がありますが、主だったものとして下記が挙げられます。
- 必要書類が揃っているか確認する
- 紹介文や写真を盛らない
- 諸費用をどちらが負担するか決める
必要書類が揃っているか確認する
車の個人売買は車を渡し、代金受け取って終わりではありません。
他の個人売買であれば商品を渡して代金を受け取れば終わりですが、車は届出による名義変更を行う必要があります。
- 実印および印鑑証明書
- 譲渡証明書
- 委任状
- 車検証
- 手数料納付書、自動車税申告書、申請書
名義変更には上記の書類が必要となりますので、これらの書類を用意しておきましょう。
書類がなければ名義変更は不可能です。公的機関を相手にするものなので、「今回だけおまけ」といった情状酌量の余地はありません。
必ずすべての必要書類を用意しておきましょう。
紹介文や写真を盛らない
「すぐにでも手放したいので買い手を見つけたい」「少しでも高く売りたい」といった、車を手放す側の気持ちはよくわかります。
だからといって、傷や汚れを加工したり、悪い状態を「良い」と偽ったり車の状態を盛るのはやめましょう。
車の個人売買は原則ノークレーム・ノーリターンではありますが、説明文が虚偽の場合は話が変わってきます。
なぜなら、ノークレーム・ノーリターンは「掲載されている状態に対して」です。
虚偽だった場合までノークレーム・ノーリターンが適用されるとは限りません。相手によってはしつこく詰問してくるかもしれませんので、無用なトラブルを招かないためにも紹介文・写真はありのままを掲載しましょう。
諸費用をどちらが負担するか決める
車の個人売買は、車の代金の授受だけではありません。
先程お伝えしたように名義変更も必要ですし、出品車と購入者の住まいの距離によっては陸送にて車を送ることになるので陸送費用が発生します。
これら車体以外にかかる諸費用はどちらが負担するのか、取引成立前に決めておきましょう。
取引成立後は、話がまとまらない可能性が高いです。
なぜなら、出品者側から購入者側に「これだけの諸費用を負担してください」と告げると、購入者にとっては購入価格以外での負担が増えることになります。
すんなりと受け入れられない気持ちはよく分かりますし、聞いていない・おかしいといった購入者側の主張がトラブルに発展する可能性があります。
そのため、出品時に陸送等、車体価格以外の諸費用も負担してもらうと記載しておきましょう。一文記載しておくことで、「聞いていない」「知らない」といった主張を退けることができます。
三重県で人気のおすすめ中古車1.スズキ ジムニー
三重県で人気の中古車といえば、スズキのジムニーです。
軽自動車ではありますが、軽自動車という枠を超えたモデルは、従来軽自動車に興味を持っていない層にまで存在感をアピールしている一台。
ラダーフレームを採用したことで悪路走破性を備えている点、長い歴史を持つ点から中古車市場にも多くの在庫があります。
リフトアップされているなど、カスタマイズされているものは新車よりも高い価格で売買されている反面、2018年に登場した4代目モデルは中古車市場においても高い人気を集めており、なかなか値崩れしないことで知られているので高い相場を維持しています。
山間部も多く悪路走破性が求められている点やセカンドカー需要の高さから、三重県でも人気を集めている一台です。
三重県で人気のおすすめ中古車2.三菱 アウトランダーPHEV
2005年に登場した三菱・アウトランダー。
2012年にフルモデルチェンジされた2代目モデルにPHEVモデルがラインナップされました。
まだまだPHEVが珍しく、さらには低燃費車といえばコンパクトカーが定番だた時代にSUVのPHEVが登場したことで話題を集めたモデルです。
登場から月日が経過していますので、中古車市場では多くの在庫があり、プレミアも付いていないため100万円を切るものも多々出品されています。
三重県で人気のおすすめ中古車3.三菱 デリカD：5
2007年に登場した、三菱・デリカD:5。
三菱は「SUVとミニバンの融合」とアナウンスしていますが、どちらかといえばミニバンとしての特性が強い一台です。
その特徴は何といってもフロントグリル。先鋭的でエッジの効いたフロントグリルは、「やんちゃ」なキャラクターを好む層から高い人気を集めています。
一部改良こそありますが、フルモデルチェンジが行われていないモデルは中古車市場に多くの在庫を抱えています。
す
べて同一モデルですが、年式によって微妙に特徴が異なりますので、狙っているデリカD:5がある場合、登場年代を確認して中古車市場を探してみましょう。
三重県で人気のおすすめ中古車4.スズキ ハスラー
2014年に登場したスズキ・ハスラー。
軽自動車ではありますがポップなSUVという、これまでの軽自動車にはなかったキャラクターが大ヒット。
中古車市場には多くの在庫がある一方で、相場が崩れないことで知られている人気モデルは三重県でも高い人気を集めています。
年式の古いものはようやく数十万円を切るものも登場していますが、2015年前後でさえ100万円以上のものが珍しくありません。
三重県で人気のおすすめ中古車5.トヨタ ライズ
ダイハツが開発・生産し、トヨタに供給しているライズ。
5ナンバーのコンパクトSUVとして高い人気を集めているモデルは、2019年の登場以降、高い人気を集めています。
ようやく初回車検を迎えたタイミングとなっているので、中古車市場ではまだまだ状態の良いものが多く、100万円を切る中古車はなかなかありません。
三重県で安く中古車の個人売買がしたいなら「fabi」がおすすめ
三重県で安く中古車を購入したい人におすすめのアプリが「fabi（ファビ）」です。
fabiは車の個人売買に特化したアプリで、購入希望者・売却希望者それぞれwin-winとなるシステムが構築されています。
出品の際には画像や用意すべき書類のレクチャー、陸送手配、さらには過去の取引履歴からAIが適正価格を算出。売れやすい価格設定、売れた後のフォローまで行っています。
一方、ダウンロードや登録は完全無料となっており、手数料が発生するのは取引が成立した場合のみ。
購入時は直接売買ではなく、一旦fabiのウォレットに代金を預ける形となっていますのでお金に関するトラブルを回避できます。
AIが取引履歴から出品金額を算定するため、マージンが上乗せされている中古車販売店よりも安い価格で出品されている中古車が多いです。
個人売買の安さというメリットはそのままに、不安・心配といったデメリットをシステムによって解決したfabiは、車を安く購入したい人におすすめのアプリとなっています。
