茨城県の車事情
茨城県は、日本全国の中でも自動車保有率の高いエリアです。
人口1,000人当たりの乗用車保有台数は628台と、全国3位のこの数字は全国平均467台を大きく上回っていることが分かります。
実際、茨城県はいわゆる「自動車社会」が形成されており、茨城県南西部は都心のベッドタウン的な特性を持ち得ていますが、都心のように駅前に多くの施設が集約されているのではなく、国道や高速道路ICに繋がる幹線道路沿いなど郊外型の商業施設も多々あります。
それらの施設に足を運ぶためには自動車が必要になりますので、自ずと自動車の重要性が高いことが保有率の高さに現れています。
また、茨城県の県庁所在地は水戸ですが、他にもつくばや土浦市、笠間市、古河市、取手市、結城市など多くの町があり、それぞれの町を結んでいるのは鉄道ではなく高速道路や国道です。
もちろん鉄道もありますし、つくばと土浦のように比較的近い都市もあるのですが、先に挙げた都市間での移動は鉄道よりも車が多く使用される傾向が強いです。
茨城県内を循環する鉄道がない点も、自動車社会に拍車をかけています。
これは茨城県内が他の関東のエリア同様、「県内循環型」ではなく、「都心へのアクセス」を求めた環境にあります。
茨城県の他のエリアに足を運ぶよりも都心に出る方が短時間・好アクセスというケースもあるため、1世帯に1台だけでなくセカンドカーを保有している世帯もあるほど。
このような自動車事情から中古車市場も活発で、茨城県内には多くの中古車販売店があります。
茨城県で安く中古車を買う方法1.個人売買
茨城県で中古車を購入する方法は多々ありますが、安さにこだわるのであれば個人売買がおすすめです。
個人売買は、売り手である出品者と買い手が直接取引を行います。
後述しますが、中古車販売店は中古車を買取りした金額以上で販売して利益を狙うので、いわゆる「中間マージン」が発生してしまいます。
しかし、個人売買は第三者を介すことはありません。あくまでも個人間の直接取引となりますので販売価格が抑えられます。
また、そもそも個人売買にて中古車を出品している方は、全員が利益の獲得を目指しているのではなく、早く手放したいとの思いや、状態に自信が持てないといった理由で激安で出品しているケースもあれば、中古車販売店に買い取りを依頼したものの買い取りを断られたことで個人売買に出品している方もいます。
なぜ中古車販売店が買い取りを断るのかといえば、先述したように中古車販売店は再販するために買い取りを行います。
中古車販売店にとって買い取りとはいわば仕入れ。売れる見込みのない中古車を買い取りしたところで不良在庫になるだけなので、車の状態や年式、車種によっては買い取りを拒否されることもめずらしくありません。
そして「安い価格でもいいので買い取ってほしい」と思っている所有者が、個人売買にて激安価格で出品するケースも多々見受けられます。
そのため、個人売買は中古車販売店よりも安価な相場が形成されているのです。
個人売買なら茨城県内で10万以下の激安中古車が買える?
個人売買では、10万円以下で出品されている中古車もあります。
もはや売却益を期待したものではなく、手放すことを目的とした価格設定ですが、自動車は保有しているだけでも維持費がかかりますので、一刻も早く手放したい人にとっては、重視すべきは売却益よりも買い手が現れることなので価格を抑えて出品しているのでしょう。
ただし、車の状態は価格相応です。さきほどお伝えしたように、中古車販売店が買取を断った中古車であれば「快適なカーライフを送るため」ではなく、「走れば良い」程度に思っておいた方が無難です。
ジモティやオークションなどの個人売買は、出品の際、車の状態によって出品が取り消されることはありません。
裏を返せば、動かない車であっても出品は可能なのです。
「動きます」とアナウンスされていても、実際には劣化が著しいものや、購入後、ほどなくして乗れなくなってしまう可能性もあります。
激安ではありますが、「安い理由」があるからこそ、激安で販売されていることを把握しておきましょう。
茨城県で安く中古車を買う方法2.中古車販売店
先述したように、茨城県は自動車需要が高いことから、県内には中古車販売店が多く営業しています。
さらに「外車・輸入車専門」「改造車専門」など、特定車種に限定した中古車販売店も存在します。
中古車販売店であれば新車よりも安価に購入できますが、お伝えした個人売買と比較すると、相場としては高いと感じることでしょう。
その理由としては、中古車販売店は個人売買のように購入者・売却者が直接売買するのではなく、間に入る形となるからです。
も車の処分を考えている利用者から中古車を買い取り、販売して利益を目指すため、買い取り価格よりも安く販売することは有り得ません。
中古車販売店価格よりも高い価格で販売して利益を目指すのが中古車販売店なので、個人売買と比較すると販売価格は割高に感じることでしょう。
その点は中古車販売店側も承知しているからこそ、冒頭でお伝えしたように外車・輸入車専門店は改造車専門店や実績に基づく安心・信頼をアピールしている大手チェーン系中古車販売店など、価格以外の面を強みとして掲げる中古車販売店も登場しています。
個人売買の登場により、「価格」における主役の座を奪われてしまった中古車販売店ではありますが、価格以外に活路を見出していますので、新車よりも安く状態が保証されている中古車を購入したい人をターゲットに据えていると考えてよいでしょう。
茨城県の中古車市場で人気の車種
茨城県の中古車市場を調査してみると、ファミリーカーやミニバンが人気を集めており、具体的な車種としてはトヨタのアルファード、日産のセレナの需要が高いようです。
さらにはハイエースバンやキャラバンといったバンの需要が高いのは、社用車としての事業者ニーズなのでしょう。
また、ダイハスノムーブ、タント、トヨタのシエンタといったセカンドカー需要が見込まれるモデルや、マツダのCX-5やホンダのインサイトなど、中古車相場が安く低燃費を誇るコストパフォーマンスの高いモデルも人気です。
これらの中古車需要の高さから、茨城県の自動車事情を垣間見ることができます。茨城県は広域において自動車社会が形成されていますので、家族で乗るミニバンの需要が高い点はもちろんですが、セカンドカー需要が見込まれるモデルは燃費の良いものが多いです。
毎日のように乗ることになるからこそ、低燃費のモデルへの需要が高いと考えられます。
茨城県で人気のおすすめ中古車1.マツダ CX-5
2012年に登場したマツダのCX-5。発売当時は「低燃費カー=ハイブリッドカー」のイメージが強まっており、プリウスが売れに売れていました。
一方、ハイブリッドカーの開発に参入していなかったマツダは苦戦を強いられていました。そこで生み出されたのがCX-5です。
「SKYACTIV」を旗印に、従来のマツダ車からイメージを刷新。まさにマツダの新しい歴史を刻むことになった1台です。
そのような背景を抜きに、ディーゼルエンジンとあって経済性が高い点や居住性・積載性の高いSUVとしての特性も備えていることから、コストパフォーマンスの高い一台は茨城県の中古車市場において高い人気を集めています。
ただし、決してプレミアが付いているモデルではありませんので、走行距離の長さや年式等、状態と価格が比例しています。
登場時から売れているモデルなので中古車市場における在庫もそれなりの数があり、安いものから状態の良いものまで選択肢は幅広いです。
茨城県で人気のおすすめ中古車2.ホンダ インサイト
1999年に登場したホンダのインサイトは2ドアクーペのハイブリッドカーで、当時としては革新的なモデルでした。
NSXと同じアルミニウム合金を使用した点に加え、登場時の35.0km/Lという燃費は他のモデルと比較しても圧倒的な低燃費を実現。
何かと話題を集めたモデルではありましたが売り上げの方は乏しいもので、初代は2006年に販売終了。その後2009年にモデルチェンジを果たした2代目が登場しました。
クーペテイストは残しつつ、ハッチバックのハイブリッドカーは3代目のプリウスと瓜二つなモデルですが、3代目プリウスよりもこちらの方が早く登場しています。
そして2代目インサイトが2014年に販売終了となった後、2018年に3代目インサイトが上質感のあるセダンとして復活します。
このように、モデルによってまったく個性が異なる特徴を持つインサイトですが、茨城県で需要が高いのは2代目モデルです。
2代目のインサイトは中古車市場に多くの在庫がある一方ことから、車体価格相場が安い傾向にあります。
つまり、低燃費+車体価格の安さから、経済性の高いモデルとして中古車市場で人気です。
茨城県で人気のおすすめ中古車3.ダイハツ ムーヴ
1995年に登場したダイハツのムーヴも、茨城県の中古車市場で人気です。
登場時こそ「あくまでも軽自動車」な雰囲気でしたがモデルチェンジの度にデザインが洗練され、2006年に登場した4代目モデルからは「オシャレ」な印象を与えるに至ったことから、女性層への訴求力が高いモデルとなりました。
軽自動車の小回りの良さ、経済性、さらにはオシャレなエクステリア。人気を集めるには十分な理由が揃っており、実際に売り上げも好調でした。
そのため、中古車市場にも多くの在庫が用意されています。こちらもプレミアは付いていませんので、状態の良さと価格が比例しており、安いものから状態の良いそれなりの価格のものまでさまざまです。
茨城県で人気のおすすめ中古車4.ホンダ オデッセイ
1994年に登場したホンダ・オデッセイ。ステーションワゴンとミニバンの間に位置するようなモデルとして登場すると、当時苦境に立たされていたホンタの業績そのものを回復させるほど売れに売れました。
以降、4代目モデルまではステーションワゴンでもミニバンでもない、独特のモデルとしてリリースされていましたが、次第に需要が低下すると、2013年に投入された5代目モデルからは、いわゆる「ミニバン」となりました。
4代目オデッセイまでと5代目オデッセイでは個性が大きく異なるのですが、実はそれぞれ茨城県の中古車市場で高い需要があります。
4代目オデッセイまでは中古車市場において比較的安い相場となっており、5代目はハイブリッドカーでもあることから、低燃費ミニバンとして人気を集めています。
茨城県で人気のおすすめ中古車5.スバル スバルXV
2010年に登場したスバル・XVは、インプレッサのクロスオーバーモデルとして登場したのですが、あくまでも独立したモデルとして扱われており、2012年に登場した2代目モデル以降もその性格が顕著です。
2022年に「クロストレック」の名称に統一されてしまいましたので、XVとしての歴史は幕を下ろすことになりました。
クーペテイストな低床式のクロスオーバーSUVは従来のスバルファンだけではなく、格好良い車を欲する層からも人気を集めており、茨城県の中古車市場でも高い人気を集めています。
茨城県で中古車の個人売買をした人の口コミ
ちょうど買い替えのタイミングだったので何となく地方掲示板を見ていたら、かなり良い状態のオデッセイを見つけたので購入しました。
画像では分からなかった部分に傷があったり使用感があったりはしましたが、許容範囲内です。
名義変更の手続きが面倒だなとは思いましたけど、全体的に見れば満足できる取引になったかなとは思っています。
オークションを見ていたらかなり安いムーヴを発見。セカンドカーとして丁度良いなってことで購入しました。
取引そのものはスムーズだったんですけど、車を受け取ってしばらくしたらバッテリーがなくなったようで、ピクリとも動かなくなってしまって…。
結局バッテリーを買い直した分、高くついてしまいましたが、安かったので仕方ないと割り切っています。
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AIが取引履歴から出品金額を算定するため、マージンが上乗せされている中古車販売店よりも安い価格で出品されている中古車が多いです。
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