中古車を買うなら何年落ちの車がいいのか?車の年式から解説

中古車購入のポイントは年式

中古車の買うことを検討するときにポイントとなる一つとして、年式があります。そもそもこの年式とは何なのでしょうか。また、中古車を買う際に、年式が何年経った車を買うのがお得なのでしょうか。年式の説明から、おすすめの購入タイミングについて、説明していきたいと思います。

車の年式とは、初年度登録日から判断される

中古車販売サイトをみると、車の年式は〇〇年との記載がありますよね。車の年式と聞くと、車を購入した年や、製造された年と考える人も多いのではないでしょうか。車の年式は、初年度登録のことを指しています。つまり、新車として運輸支局に登録された年のことなのです。初年度登録日は、車検証をみると確認することができます。大半の車は、新車として購入した年や製造された年がそのまま車の年式となりますが、購入した年や製造した年と年がずれることもあり、この場合最初のオーナーが登録した年が車の年式となります。なお、新車の場合、新車保証書の登録日を見ることで車検証と同じように年式の確認が可能で、軽自動車の場合は、初度検査年として車検証に記載されています。

輸入車の場合の年式の考え方は?

輸入車の場合は、車の年式よりも、モデルイヤー(モデル年式)を確認する必要があります。モデルイヤーは運輸支局に登録した年ではなく、おおまかな製造年の表記になりますので、上で言う車の年式とは別のものとなります。車の年式を輸入車に当てはめると、例えば2019年のモデルイヤーの車が、輸入の時期によっては、2022年に運輸支局に初年度登録されてしまい、車の年式のみに着目すると2022年の車の年式となってしまいます。そこで、輸入車の場合は、車の年式だけでなく、モデルイヤーもみておくのがいいでしょう。

車の平均使用年数は約14年

車の平均使用年数と聞くと、なんとなく10年が一つの目処なような気がしますよね。一般財団法人自動車検査登録情報協会(自検協)によると、2020年3月末時点の乗用車(軽自動車を除く)の平均使用年数は13.51年となっています。2010年3月末時点の乗用車(軽自動車を除く)の平均使用年数が、12.70年なことから考えると、平均使用年数は、年々増加傾向にあり、10年以上は乗るのが当たり前、という傾向が強くなってきているように見受けられます。

おすすめの購入年式は?

ここまで車の年式、車の平均使用年数について触れてきましたが、中古車を買うときは、どの年式の車を買うべきなのでしょうか。まず、平均使用年数から考えると、車の年式が10年以上の車は避けるべきでしょう。使用年数の問題もありますが、後に10年以上の車の注意点を書きたいと思います。また、車の年式から○年たったものを、○年落ちということが多いので、以降市場での流通量が多い3、5、7年落ちごとに考えてみたいと思います。3、5、7年落ちが多いのは、ローンの支払いが終わる時期や車検直前のタイミングで車を手放す方が多いためで、流通量が多い年式ほど価格も落ち着くため、購入対象の年式としておすすめです。

3年落ちの良さは?

3年というのは最初の車検を迎える年です。価格よりも、新しさを優先した車が欲しい場合は、3年落ちの車を探すのが望ましいです。3年という期間であれば、前のオーナーがよほどな車の使用をしていない限り、走行距離、車の外観や内装の状況、その他全体的に質の良い車が多い傾向にあります。

3年落ちの注意点は?

3年落ちの車の注意点は、価格が高くなることです。そのため、車の状況に見合った価格になっているか、不当に高くなっていないかは確認が必要です。ただ、車の状況から考えて、新車同様の新しさはあるはずなので、価格が高くてもとにかく綺麗な車に乗りたいという人には、おすすめではあります。

5年落ちの良さは?

2度目の車検のタイミングともなるのが5年落ちの車です。ローンを完済するタイミングとも重なることが多いため、中古車としての流通量が多いタイミングです。モデルでお得に中古車を手に入れることができます。3年落ちの車ほどの新しさはありませんが、まだ新しめな車といえますし、平均使用年数から考えるとまだまだ10年近く乗ることができるため、車の状態の良さと価格のバランスがいい時期と思います。

5年落ちの注意点は?

5年落ちの車は車の状態の良さと価格のバランスがいい時期ということもあり、また売却する人も多いため、購入者としては選ぶことができる中古車が多いです。そのため、数多くある中古車の中から、自分に合った車をしっかり選ぶ必要があります。特に注意すべきなのは、走行距離と車検の残りです。この2点を確認しつつ、価格とのバランスがいい中古車を選ぶ必要があるでしょう。

7年落ちの良さは?

多くの乗用車が3回目の車検を迎えるタイミングとなるのが、7年落ちの車です。7落ちともなると、もはや新車としての車の状況は期待できないと思ったほうがいいでしょう。また、手放す人も多いことから、価格が低くなり買いやすくなります。車の状況よりも、とにかく安く車に乗りたい人にはおすすめのタイミングとなります。

7年落ちの注意点は?

7年落ちの車の注意点は、使用年数から考えるとあまり長く乗れないこと、メーカーの保証期間が終了していることです。そのために価格が安いのですが、想定外の修理費がかかる可能性もあります。そこで、7年落ちを購入する際は、すぐ乗れなくなること、修理が必要になる可能性を考えて、価格が状態に見合っているか確認が必要でしょう。

10年落ち以上の中古車の注意点

価格を重視して中古車を購入したいと考えていう人に取っては、7年落ちの車より、10年落ち以上の車の方が価格もより下がりいいのではないかと考えますよね。10年落ち以上の車は、故障のしやすさだけでなく、維持費や税額が高額になり、その割には平均使用年数から考えるとあまり長く乗れないことも考慮すると、購入をおすすめできません。10年落ちの車がおすすめできない理由をもう少し深掘りしてみたいと思います。

寿命が来るまでが早い

車もいずれは寿命がきます。使用年数から考えればもう少し乗れるかもしれませんが、だとしても長くて4年となります。一般的には年式10年、走行距離10万キロが車の寿命と言われていることからすると、1年間で8,000km~10,000kmぐらい走ると考えると、10年落ちの車は買ってする使用できなくなるリスクを大いに秘めています。また、メーカーでも10年が経過すると純正部品の在庫がなくなるため、部品交換時に代替品を使うことが多く、車のメンテナンス維持ができず、故障につながることもあります。

修理時に部品がない

上でも書きましたが、10年落ちの車は、車検や故障で部品交換が必要となってもメーカー側に純正部品が存在しなくなることがあります。一般的に自動車部品もいつまでも保管できるわけではないため、車の生産後10年程度しか保管していない状況です。10年以上経った場合、メーカーに部品が偶然あればいいですが、もしなかった場合ディーラーを頼ることとなりますが、そこでも保管されていなければ、もはや純正品を使用することはできなくなります。それでも修正が必要な場合、代替品を利用することとなりますが、あくまで代替品ですので、純正品と比べてサイズもスペックも変わってきますので、車の構造に完全に合うとは限らず、本来の車の性能を発揮できるとは限りません。それでは、その車を購入した良さを失うことにもなりかねず、せっかく購入したにも関わらず、メンテナンスのたびに本来の味を失ってしまうでしょう。

メンテナンス費用が高い

10年落ちの車は、部品の多くが交換必要となり、車自体は安く手に入ったとしても、その後のメンテナンス費用が高くなり、結果として高く買ったのと同じこととなります。特に定期的な交換が必要なエンジンオイルは、オイルそのものだけでなく、フィルターの交換が必要となったり、燃料ポンプも、走行距離が10万キロを超えると交換が必要です。なお、昔は、10年落ちの車は毎年車検を受ける決まりがありましたが、そちらは廃止されており2年に1回となっています。車検代が多くかかるということはなくなってはいますが、それでもメンテナンス費用は多くかかってしまうでしょう。

税金も高い

車維持費の中でも、車検代金についで金額として高くなるのは自動車税です。環境保護の観点から、古い車は排気量が大きくなるため、初年度登録から13年を経過した古い車は税率が上がる事になっています。具体的には、13年を経過した普通自動車の自動車税は15%、軽自動車が20%上がることとなります。10年落ち以上の車を購入したり所持する場合は、税額のアップにも注意しておかないと、思わぬ出費になるでしょう。なお、そこまで長く使用することは考えにくくはありますが、初年度登録18年を経過した車は、より自動車税が上がりますので、注意が必要です。なお、ハイブリッドの車はこの税金の上がりはないため、このような車を狙うのであれば自動車税の増額は気にしなくてもいいでしょう。

年式以外に需要な点は走行距離

ここまで、車の年式について書いて来ましたが、実は車の年式だけでなく、走行距離も大事な点です。年式が新しければ良い、古いと問題だとは一概にいえません。また走行距離が短いから良いというわけでもなく、結局は車の年式と走行距離のバランスが大事になってきます。前にも書きましたが、一般的に1年で8,000km~10,000km走行すると考えると、それより多いのか少ないのかをみることが1つポイントになります。例えば走行距離が長ければ、消耗品類やオイル系統の消費が激しくすぐメンテナンスの必要が生じることが考えられるため、年式の割に走行距離が極端に長い車は避けた方がいいでしょう。逆に、走行距離が短すぎるのもポイントで、年式が古いのに、例えば2キロしか走行していないとなった場合、運転されずに放置されていた期間が長くあった可能性があります。車も適度に動かさないと劣化が進みますし、長く放置されていたような車はメンテナンスが適切に行われていない可能性がありますので、買ってから走行に支障が合ったり、メンテンナンスが必要になったりするでしょう。最終的には、車の年式、走行距離、もちろん価格をみて、バランスが良いものを買うのが良いのですが、上の一般的な走行距離を考えてみるのがいいでしょう。

中古車選びはモデルチェンジ時期もポイント

車の年式以外で、注目するべきなのは、モデルチェンジの時期です。モデルチェンジの時期は、新しいバージョンに人気が集中し、新しい車への買替えを目的に古い車が多く出品され流通量が増えるたりと、モデルチェンジ前の古い車の価格が下る傾向にあります。そのため、車の状態の割には、格安となる車が発見しやすくなるので、中古車を購入するタイミングとしては良い時期です。ただし、マイナーチェンジではなく、フルモデルチェンジの場合、デザインや性能が一新されることが多いため、新しい車とは別のものであることを理解して買う必要があります。一方でフルモデルチェンジのときは、古い車の価格も大幅に下ると思うので、価格を重視する人には中古車を買うおすすめのタイミングではあります。

fabiで個人売買を行うほうが良い理由

ここまで、中古車の購入タイミング等書いて来ましたが、車を個人売買で購入するのであれば、今までの注意点が網羅されているfabiが良いと思います。Fabiは、そもそも初年度登録から10年以内の車しか出品できないため、車を買いたいと思った人は、そもそも10年落ちの古い車に出会うことはありません。10年落ちの車は、上に述べたような注意点がありますので、そのような車にそもそも出会わないことは、購入者としても安心に繋がります。また、走行距離も同様に10万キロ以内の車しか出品ができないため、車の年式だけでなく注意すべき点も最初から除外されており、安心して車を探すことができます。さらに、車の写真を多く載せることが出品の際の必須項目になっているため、写真により車の状況がわかりやすいです。手数料が発生するのは取引成立時のみ、それ以外はすべて無料で利用できるアプリですので、大いに利用すべきと思います。まだリリースしてからそんなに時間が経ってないのでやや出品数が少ない点はありますが、徐々に増えては来ていますので、ぜひfabiを利用してもらいたいです。

中古車を安全に安く買いたいなら信頼できるルートで購入しよう

Fabiに出品される車は、安心できる車ばかりですので、使用してみてはどうでしょうか。

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