中古車の個人売買代行におけるメリット・デメリットとは?トラブル事例や相談先をご紹介

車の個人売買代行は安全?

車の個人売買は、売る側としては高く売れる、買う側としては安く買えるといったメリットがあります。
最近ではオークションやフリマアプリのほか、TwitterやInstagramなどのSNSを通じて個人売買を行う人も増えてきました。

しかし、車の個人売買は書類の準備や手続きが面倒という側面もあり、中古車個人売買の代行サービスを利用する人も多いようです。
なかなか市場に流通していないレアな車を格安で買えたり、相場よりも安い価格で欲しかった車を買えたりする個人売買ですが、代行を頼む相手を見極めないと思わぬトラブルに巻き込まれる可能性もあるので要注意!

せっかく安く車を購入できても、トラブルに巻き込まれてしまっては精神的にも金銭的にも消耗してしまいます。
今回は、車の個人売買代行を利用する際のメリットとデメリット、そしてトラブル事例や相談先までまとめてご紹介していきます。

車の個人売買代行にかかる費用

車の個人売買代行を依頼する場合、車の代金に加えて+5万円前後の代行費用が必要となります。

大体5万円前後で書類の準備や面倒な手続きなどをすべて代行してもらえますが、もちろん、業者やサービスごとに費用は異なるため、代行を依頼するならできるだけ手数料の安い業者を選ぶことも大切です。

最近ではアプリで車の個人売買ができるサービスもあり、従来の業者に比べて安い費用で個人売買の代行を依頼できるようになりました。
これらの場合は取引が成立した場合のみ手数料(代行費用)が発生する仕組みとなっています。

車の個人売買代行における売り手側の注意点

車の個人売買代行における売り手側の注意点としては、サービスや業者を見極めないと売れていないのに車だけ持っていかれるトラブルが発生することがあります。
車が売れていない状態で委任状や譲渡証明書、印鑑証明書などの書類一式を業者に渡してしまうと、そのまま逃げられるリスクもあるので車を取り戻すことは非常に困難です。

車の個人売買代行を依頼する際には、必ず売却が決定してから書類を渡すようにしましょう。
また、一回の出品で売れなかった場合、陸送費や手数料を請求される個人売買代行サービス・業者も存在するため、何回も出品することで費用がかさむ可能性があります。

出品手数料やシステム利用料、成約手数料が発生し、手数料を水増しされてしまうこともあるので、個人売買代行を依頼する前にあらかじめ各種手数料を確認しておきましょう。

車の個人売買代行における買い手側の注意点

車の個人売買代行において、買い手側は自分で車の現車確認を行っていないため、修復歴や誤魔化し、不具合が発生しても自己責任になるので注意しましょう。

また、車の個人売買代行依頼時に買い手側が前金を支払うこともありますが、キャンセルをしても返金されない可能性があるため、入金前に必ず信頼できるサービス・業者なのかを確認してください。

自分が希望する車種やグレード、色、年式や走行距離であるかを再度確認してから、入金を行うことをおすすめします。
さらに、悪質な車の個人売買代行から車を買ってしまった場合、車両代金を全額振込後にしか名義変更書類や車両を渡さないケースもあるので注意が必要です。

車の個人売買代行には3つの方法がある

車の個人売買代行には、売買方法や利用するサービスによっていくつかの方法に分けられます。
それぞれの特徴やメリット・デメリットを把握して、自分にあった方法で車の個人売買を行いましょう。

1.車の個人売買代行サービスを利用するメリットデメリット

車の個人売買代行サービスを利用すると、面倒な書類手続きや代金の受け取りを代行してくれるので、手間をかけずに車の売買が可能です。
手数料をサービス側に支払う必要がありますが、「書類の準備などにかけずに個人売買を進めたい」「代金のことで揉めたくない」という人にはぴったりのサービスです。

売り手側としては、とにかく手間がかからないという点が大きなメリット。
面倒な書類手続きはもちろん、出品の際に必要な写真やデータ、アピール文まで用意してくれる車の個人売買代行サービスもあり、ほぼ丸投げで取引を行うこともできます。
しかし、代行に頼むことが多ければ多いほど手数料も高くなる傾向にあり、最低限の費用で個人売買を行いたい人にはあまり向いていません。

買い手側としては、面倒な書類や輸送の手続きを代行してくれるほか、サービスによっては個人情報を明かさずに車の個人売買が実現する点がメリットです。
また、車の個人売買代行サービスは出品時に原則スタッフが車をチェックしているので、「せっかく買ったのに欠陥があって走れない」「掲載されている情報と違った」などのトラブルを避けやすい点もメリットといえます。

一方、買い手側のデメリットとしては、代行サービスに支払う手数料が上乗せされているため、直接の個人売買よりも購入費用が高くなる点が挙げられます。

2.TwitterやInstagramにおける個人売買代行のメリットデメリット

TwitterやInstagramなどのSNSに「#車売ります」「#車買います」などのタグをつけて投稿し、それを見かけた人からDMなどで取引を行う個人売買方法もあります。
そしてTwitterやInstagramにおける個人売買代行は、自分のアカウントを持っていない人や、SNSの使い方がわからない人が家族や知り合いに代行を頼むパターンです。
SNSが発達したここ数年で増えている方法ですが、残念ながら実際には手元にない車の画像を使用したり、入金後に音信不通になったりといったトラブルもあるようです。

売り手側のメリットとしては、手数料を支払わず好きに価格が設定できる点や、DMで複数の買い手と直接やりとりできる点が挙げられます。
デメリットとしては、書類の準備やアピール文を考える必要があり、車の個人売買代行サービスのようにフォーマットが用意されていないので必要な情報を工夫して届ける必要があります。

また、買い手が見つかったと思ったらドタキャンされたり音信不通になったりする可能性がある点もデメリットの1つです。
一方で買い手側としては、手数料が上乗せされないため安く車を購入できるほか、DMで直接価格の交渉がしやすい点や納得がいくまで売り手に直接質問できる点が大きなメリットです。

「あと○○○○円くらい安くしてもらいたい」「この角度からの写真があれば送ってほしい」などの要望を買い手にDMで直接送れるため、交渉や取引状況を把握しやすくなります。

その反面、買った車が動かなかったり、代金を振り込んだ途端連絡がつかなくなったりすることもあります。いわゆる詐欺トラブルに巻き込まれる可能性が他の個人売買代行よりも高くなる点がデメリットと言えるでしょう。

番外編:車のオークション代行のメリットデメリット

車のオークション代行とは、一般の人が参加できない自動車オークションでクルマの出品・落札を代行するサービスです。
購入する側のみでなく、クルマを売却したい場合もオークションに代理で出品できます。

しかし、自動車オークションに参加するには、「古物商許可証」という資格が必要になるため、業者オークションで中古車の売買を希望する場合、基本的には代行業者を利用することになります。

売り手側としては、入札状況によってどんどん買取額が上昇した場合は高く売れやすいほか、買取店や個人売買代行サービスよりも高額落札につながりやすい点がメリットです。

その一方で、ニーズにマッチしない場合には落札される保証はなく、予想よりも安く落札されてしまうデメリットもあるので注意しましょう。

買い手側としては、車のオークション代行のメリットは高級車や希少な車を安く手に入れられる点が大きなメリットです。
しかし、なかには中古車販売店の店頭で販売しても売れない車や状態が良くない車をオークションに出品している業者も存在する点がデメリット。格安だからと飛びつかず慎重に検討する必要があります。

車の個人売買代行における不安を解消するアプリ「fabi」がリリース

10/1にリリースされた車の個人売買アプリ「fabi」を使用すれば、従来のSNSや個人売買代行サービスにおけるマイナス面をカバーできます。
fabiは200万台以上の中古車取引データをもとに相場価格をAIで算出し、誰でも簡単に適正価格で個人売買ができるアプリ。
登録や出品は完全無料で、成約時のみ出品者・購入者が手数料を負担するシステムなので、最低限の費用でリスクをおさえて個人売買が可能です。

ディーラーや車買取専門店で査定して、自分の車の参考となる価格を知る手間も省けます。
出品して落札価格がいくらになるかわからないオークションや詐欺・ドタキャンのリスクがある個人売買よりも、最適な価格「バリュー」に納得してアプリの手順に出品することで、売る側も買う側も安心して購入することができます。

代金を預かる決済と69の点検項目で安心

fabiは、車と書類の受取りを完了するまで事務局が代金を預かる仕組みを導入しています。

買う側が車を無事に受け取ったあと出品者にお金が渡るため、高額な金銭のやり取りでも心配する必要がありません。
また、車の個人売買では、思わぬ箇所のキズ、オイル漏れのトラブル、決済面や手数料などの金銭トラブルが起こりがちですが、fabiなら25枚以上の画像で車を確認できます。

さらに出品時には69の点検項目があり、外装、内装、動作に不具合の有無を出品者、購入者ともに確認できるため、トラブルが起こりづらい仕組みが整っています。

車の個人売買代行におけるトラブル事例1.SNSでの取引

Iさん(仮名)
事例1.「Twitterで、僕がずっと憧れていた車をかなり安く売りに出している人がいました。ツイートの写真を見る限りすごくいい状態だったのですぐに「売ってください」とDMすると、とんとん拍子で取引が進んでいきました。
しかし友人に「Twitterの個人売買でこの車がこんなに安く買えることになった」と報告すると、状態と価格が一致しておらず安すぎて怪しいと指摘されたんです。
そこでハッとして詐欺の可能性を疑ったところ、Twitterに掲載されていた写真は中古車販売サイトからの盗用画像だということが発覚し、取引相手にDMするとアカウントが数時間後に削除されていました。
あやうく騙されて数百万円を騙し取られるところだったので、目を覚まさせてくれた友人には本当に感謝しています。(30代/男性)」

TwitterやInstagramなどのSNSを通した車の個人売買は、盗用画像や虚偽の条件などで買い手を募る詐欺トラブルのリスクがあります。
状態がいい人気の車が相場価格よりもずいぶんと安く売られている場合、ツイートを見て慎重に判断すべきです。

SNSのアカウントやメールアドレスさえあればいくらでも作れてしまうため、悪質詐欺師は複数のアカウントを作って買い手を募ったり、リプライやリツイートなどで自作自演して信頼を得ようとします。

上記の事例では代金を支払う前に詐欺であることに気づいたため大きな損失は免れましたが、代金を支払った途端にアカウントを消して逃げるケースもあるので注意しましょう。

詐欺トラブルに巻き込まれたくないなら個人売買アプリがおすすめ

上記のような詐欺トラブルに巻き込まれたくない人には、車の個人売買アプリ「fabi」がおすすめ。

fabiは200万台以上の中古車取引データをもとに、相場価格である「バリュー」をAIで算出し、誰でも簡単に適正価格で中古車を売買できるサービスです。

fabiの公式アプリでは車種・年式・走行距離などを入力するだけで相場価格が算出でき、登録は完全無料。
手数料などは取引が成立してから発生するため、無料で出品されている車をいつでも好きなだけチェックできます。

なお、fabiには69の点検項目をクリアした車しか登録されていないため、欠陥がある車や虚偽の表示がなく、適正な価格で安心して車の個人売買ができます。

中古車の個人売買アプリ「fabi」のダウンロードはコチラから

車の個人売買代行におけるトラブル事例2.知り合い同士での取引

Tさん(仮名)
事例2.「自分の車を手放すことになったので、息子に頼んでFacebookで車の譲渡先を探したところ、知り合いが購入したいと申し出てきました。
知らない人に譲るよりかは知っている人に譲ったほうが安心だろうと思い、先に私の車を相手に渡して振り込みを待つことにしたんです。
しかし待てど暮らせど振り込みがなく、最初は額が大きいし多少は待とうと思っていたものの、気がつけば3か月も経過していました。
息子からも私からも何回か相手に連絡をしましたが、その度に「今ちょっと忙しくて」「月末まで待ってほしい」などの言い訳をされ続け、いまだに代金は支払われていません。
知り合いだから安心だろうと契約書なども交わさなかったため、こんなことになるなら個人売買サービスを利用すればよかったと後悔しています。(50代/男性)」

知り合い同士で車の個人売買を行い、代金が支払われないケースはめずらしくありません。

知らない相手よりも知っている人に譲りたいとの考えから、知り合い同士で車の個人売買を行う人もいますが、代金を踏み倒されることもあるのです。

特に「知り合いだからいまさら」と契約書や必要な手続きを行わないまま車の個人売買をすすめると、あとで思わぬトラブルの原因になることも。

”親しき中にも礼儀あり”という言葉があるとおり、親しさも度が過ぎれば、かえって不和のもととなりかねません。
知り合い同士で車の個人売買を行うときこそ、書類や手続きをしっかり行うべきでしょう。

知り合い同士のトラブルに巻き込まれたくないなら個人売買アプリがおすすめ

上記のような知り合い同士のトラブルに巻き込まれたくない人には、車の個人売買アプリ「fabi」がおすすめです。

fabiは200万台以上の中古車取引データをもとに、相場価格である「バリュー」をAIで算出し、誰でも簡単に適正価格で中古車を売買できるサービス。
車の個人売買では名義変更が必須であり、いくつかの書類を用意する必要がありますが、fabiではアプリ内にて情報を入力していくだけで、手続きに必要な譲渡証・委任状・申請依頼書のPDFデータが作成できます。

アプリで作成したPDFデータはコンビニでネットプリントが可能なため、番号を入力して印刷するだけのカンタン手続きが可能です。
知り合い同士の個人売買であっても、fabiを通じて取引をすることで面倒な書類の準備や代金未払いのリスクを減らすことができますよ。

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車の個人売買代行トラブルはどこに相談すればいい?

「詐欺トラブルに巻き込まれた」「相手がなかなか名義変更をしてくれない」などの個人売買代行トラブルは、どこに相談すればいいのでしょうか。

各種契約書や念書を用意するなどの対策を行うのは前提として、トラブルを自分で解決することが難しい場合は、専門家に相談をするという手もあります。

自動車公正取引協議会という組織では、公取協消費者相談室を設けており、車の個人売買代行トラブルの相談にも対応しています。
また、日本中古自動車販売協会連合会(JU中販連)という機関でも、車の個人売買代行トラブルに関する相談を受けつけているので、一度これらの機関に相談してみてはいかがでしょう。

上記の機関に相談しても車の個人売買代行トラブルが解決しなかった場合は、弁護士に相談するのも一つの手です。
できるだけ自動車に関するトラブルに強い弁護士を選べば、解決への糸口が見つかるかもしれません。

車の個人売買代行トラブルは警察に相談できる?

あまりに悪質なトラブルの場合、警察に相談したいと思う人も多いかもしれませんが、基本的に車の個人売買代行トラブルは刑事事件として取り扱うことができないため、警察に相談しても門前払いされる可能性が高いです。

警察には「民事不介入」という”民事紛争に介入するべきではない”とする原則が存在するため、車の個人売買代行トラブルを相談しても掛け合ってもらえません。
個人間のやりとりでは解決の余地がないと判断した場合は、弁護士に相談することをおすすめします。

トラブルを避けて個人売買を行いたいなら「fabi」がおすすめ

車の個人売買代行トラブルに悩まされたくないのであれば、69の点検項目をクリアした中古車をAIが算出した適正価格で購入できる車の個人売買アプリ「fabi」がおすすめです。

出品されている車はすべて無料でチェックできるので、「とりあえず登録してみて相場を見てみよう」と、気軽に使いやすいアプリです。
fabiは会員登録や出品は無料で、取引が成立した時のみ手数料が発生するシステムなので、最低限の費用で安心して車の個人売買が行えます。

さらに決済方法は、車と書類の受取りを完了するまで事務局が代金を預かるシステム。
買う側が車を無事に受け取ったあと出品者にお金が渡るため、高額な金銭のやり取りでも詐欺トラブルに巻き込まれるリスクを回避できます。

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